スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アメリカ電源事情

アメリカの一般家庭の電源は115V/60Hz、それに対して日本は100Vだが周波数が東日本が50Hz、西日本が60Hz。(日本が発電機を導入した際、東日本は50Hzのイギリスから、西日本は60Hzのアメリカから発電機を輸入したために二つの周波数が存在すると聞いたことがある。)
AC100Vの日本の家電を使用する場合、一般的な電圧の許容範囲をプラス10%、マイナス15%と考えると、115Vは10%を超えているのでアウトということになるし、時間や場所で電圧の変動が大きいアメリカで使用する場合は115V→100V変換トランスを使った方が安全ということになる。また、トランスを使っても50Hz用ACモータなどは回転速度が変わるので注意が必要。
最近の小型家電に使用されるACアダブターはUL/CE規格で100V-240V 50/60Hzに対応したものも多く、その場合は問題ない。(対応する電圧がACアダブターのラベルに印刷されています。) 対応していなくてもFry’sやRadio shack(家電と電子部品の店)で色々なメーカーのDCコネクターに対応したACアダプターが安く売られているので、それを使う手もある。
尚、家電側の電源表示は、ほとんどが120VACとなっている。(カナダが120Vなので互換性をもたせるためかな?)

AcPlug2.jpg NEMA 5-15R
NEMA1.jpg NEMA 1-15R

アメリカの家庭用のAC115V(15amp)のコンセントはNEMA1-15やNEMA5-15の規格の形状になっていて、日本のコンセントが使えるが、アース端子付きのものが多い。逆にアース端子付きのコンセントをアース端子無しにする3P→2P変換アダプターも安価で売られている。(アース→Ground)

AcPlug1.jpg [NEMA 1-15P] ← [NEMA 5-15P]

また、家庭用にヒーター、レンジ、乾燥機などにに単相230Vが使用されている場合もある。ただ、コンセントを使用する場合と機器へ直接配線工事する場合がある。地盤や土地など安全上の問題でガス管が通せないため、電気機器しか使用出来ない地域もある。


工場や工業用の電源プラグ(コンセント)もNEMA規格で、同じアンペアーでも色々な形状があり、プラグには普通、NEMAの番号(例:L15-30Pなど) が印字されている。(Pはプラグ側、Rは受け側)

NEMA_AC_Plug_Non_Lock.gif




nema_l15-50p.gif nema_l15-30p.gif nema_l15-20p.gif
上図のようなロッキングタイプ(Locking)もよく使用され、端子に丸みがありコンセントを入れて少し回すとロックして引張っても抜けなくなるタイプ。

NEMA_AC_Plug_Lock_.gif



3相の工場の電源は230Vとなっているが、私の経験では 208V, 220V, 230Vと云うのがあった。(カウンティー別で細かい規格があるらしが、細かいことは分からなかった。それか、各工場の電源設備によるものかも。) 

それからカウンティー別で電源設備の規制・規格(コード)が様々で、きびしい地域で検査官(Inspector)にひっかかると大変だ。
私の経験では、カウンティーの検査官から電源のアース線は緑色がダメで、黄色と緑色のツートーンカラー線に交換するように支持が出た。


昔、機械の修理で工場を回っているころ、日本製の機械の作業等(蛍光灯)がほとんど壊れていた。もちろん電源トランスで100Vに落として日本製の蛍光灯を使っているにもかかわらず見事に中が焦げて切れてしまう。送電線の距離が長いのか?古いのか?電源の不安定さや変動が原因だと思う。
電気設備やブレーカーなども古く、漏電ブレーカではない普通のブレーカで、漏電ブレーカは少なかった。そして、色々な原因での電源サージも多いようである。

私が経験した電源電圧の最低は182V、最高で260Vだった。確か260Vはテキサス州だったと記憶している。

不具合の原因が見付からず、客先でテスター片手に一日中電源の張り込み調査したことがあったけ。


Plam_Springs01.jpg


<<エコ発電その2>> や <<エコ発電その3>>でも書いたけれど、カルフォルニア州からネバダ州にまたがるモハビ砂漠には数千台の風力発電機や巨大太陽光発電機などの多種多様な発電ソースがあり、そんな複雑な事情も影響しているように思える。

PowerPole.jpg
今も現役の木製電信柱








その他の内容へのリンク:


アメリカ電源事情

プラスネジの種類 その1その2

アメリカのパイプネジ その1その2

アメリカ工業規格と通販

IPとMIL規格

愛用工具類

屋根裏換気壁素材(ドライウォール)ペイントシロアリセーリングファンと電球ドアー

アメリカ住宅用配管 その1その2

アメリカの水道水

エコ発電 その1その2その3その4




Southwest-Air.gif
スポンサーサイト

コメント

 
このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © 技術屋のアメリカ-インチ生活 All Rights Reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。